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クソゲーはなぜ生まれるのか

クソゲーの定義

①ゲームのシステム及び設定がユーザーに受け入れられない
②バグなどプログラムに不備がある

クソゲーはなぜ生まれるのか

①マーケティング戦略が存在しない
②ユーザーを無視したゲーム戦略
→黎明期に多かった。ゲーム雑誌などの普及により減少。
③スケジュールを優先しクオリティの向上を二の次にする
→クリスマスや年末商戦に間に合わせようとし未完成のまま発売。
④プロデューサーの管理が不十分
→統括であるプロデューサーが完成状況を把握していない。
⑤ヒット作の安易なゲーム化
→要素を詰め込みすぎてクソゲー化。

クソゲーの危険性

アタリショックの前例からクソゲーは危険性を孕んでいる。

アタリショック:1982年にアメリカのアタリ社が質の悪いゲームを出し過ぎたせいでゲーム業界自体が不況に陥った出来事

粗悪なゲームが出回る

「ゲームはつまらないものだ」というイメージが定着しユーザー離れが起こる

良質なゲームも売れなくなりゲーム業界全体が不況に陥る

クソゲーを生み出さないためには

①ユーザーに対する配慮、尊重
②ゲーム製作者間のコミュニケーション
③ニールセンのユーザビリティ10原則、ゲームニクス理論を導入

ニールセンのユーザビリティ10原則

①システム状態の視認性を高める
②実環境に合ったシステム構築
③ユーザーにコントロールの主導権と自由度を与える
④一貫性と標準化の保持
⑤エラーの発生の防止
⑥見ればわかるデザイン
⑦柔軟性と効率性を持たせる
⑧最小限の美しいデザイン
⑨ユーザーによるエラー認識
⑩ヘルプとマニュアルの用意

ゲームニクス理論

子どもからお年寄りまで無理せず使いこなせるようになり、知らぬうちに夢中になってしまう製品を開発する方法

①直感的なインターフェイス
②マニュアルなしでルールを理解してもらう
③はまる演出と段階的な学習効果
④ゲームの外部化




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